Confess!!

主にライブとか旅行とか。気まぐれ更新。

You're so close but far away

バイトの面接行ったんだけど感触微妙すぎてダメだろ思ってたら、
さっき採用通知が来てわなわなしているのですが…。


今日はメカノ行こうとしたら定休日なのに気が付いて仕方なくタワレコに行った。
はい。Off the Record買ってしまいました。

Off The Record

Off The Record


全体としてKW全盛期~The Mixあたりのメロディなのがツボでツボで。
セルフパロディ的な要素もありつつ、かといって古くもない(一周周って新しい的な?)。
ATOMIUMはのっけからMAN MACHINE的な冷徹さがあってもうたまらないw
私の推し曲はWithout a Trace of EmotionとRhythmus。
Showroom dummyとカールの会話ってなに!?!?!?
Hall of Mirrors的な世界観だなーとしみじみ思うと同時に、
やっぱりカールの中ではKW時代も良き思い出なんだなと少し安心もした。
批判材料もたくさんあるだろうけど、KW時代がなかったら今の自分もないだろうみたいな、
そういう人間的葛藤が垣間見れてこちらの胸も締め付けられた(大げさ?)。
Rhythmusは全盛期的サウンド全開。リズムも音もKWの脱構築・再構築的な。
カールのテクノは今のクラフトワークとは違う、泥臭い職人気質を感じるから好きだな~。
今度メカノ行ったらカール関連のCD買い漁りたい…!


そして今日ようやくヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qを見ましたよ…!
個人的には巨神兵東京に現るが興味深かった。
なんだあの気持ち悪さ。
世界観とかそういうレベルではなく、作品が「キモチワルイ」。
特撮好きを自認する私はそう感じた。
昭和日本特撮的精巧なミニチュア+現代日本コレクターフィギュア的造形の怪物+海外映画的CG+90年代セカイ系アニメの世界観
この組み合わせが「特撮的」じゃない。
ミニチュア爆破はかろうじて日本の特撮的なんだけど、それ以外の要素が特撮っぽくないんだよねえ…。
敵と戦うわけでもなし、すべての人が諦念を抱いていて、それに立ち向かうものもいない。
自分さえよければ、自分の周りさえよければ…そんな思想は特撮的じゃない。
特撮で特撮的でないものを表現する作品はなかなかないから面白かった。
あと庵野監督円谷オタなだけあってミニチュアへの気合の入れようが半端じゃなかったねw
超精緻なミニチュアの街並みが無慈悲に爆破されているのを見て「あーなかなかSだな」と思いました。


本題に戻るけれど、Qは旧劇みたいで正直微妙だったかな…。
シンジの苦悩を表現するために必要な作品であるのはわかるんだけどね。
14年経ったせいでアスカもなかなかの悲劇だったし…w
それにしてもエヴァっていうのは被害者意識と承認欲求の間で揺れる人を上手く表現しているなって思うよ。
自分の中の痛さを自覚してる人はそれに引きつけられるんだろうね。私みたいなw