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アートと音楽/風が吹けば桶屋が儲かる@東京都現代美術館

表題の展覧会を見に、4日にはるばる清澄白河のMOTまで行ってきた。
MOTに行くのは初めてで、実は存在自体もこの展覧会を調べて知ったという具合。
駅から少し場所がわかりにくかったけれど、それを除けばいい美術館だった。


「アートと音楽」はアート作品と音楽という2つの芸術をいかに融合させるかというテーマ。
ここでいう「アート作品」というのも多種多様で、
映像だったり絵画だったり空間そのものだったりと見ていて飽きなかった。
寺山修司がプログラミングし、天井桟敷の田中未知という照明係が発案したという「パロール・シンガー」もあれば、
演奏しない曲であることで有名な「4分33秒」の楽譜、さらにそれを演奏したムービーなどもあった。
音楽を音楽以外の手段で表現するということ、またその逆も非常に難しそうに感じたが、
展示作品からはかすかに音楽性や意図したことが伝わってきた、ような気がした。
共感覚」という言葉で表すのもおこがましいほどの微かな感覚だったが、
きっとその場にいた人々も感じ取っていたはずだ。
音楽をテーマにしたということもあってか、
他の展覧会に比べじっくり見ている人の数も多かったように感じた。
ちなみに、私はこの展覧会を坂本龍一がスーパーアドバイザーをやっているということで興味を持ったw
本人全然宣伝してなかったのはなんでだろうw
あの自動ピアノ、好きだったけどなあ。